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スワップポイントで稼ぐ【レバ1倍でも定期預金の10倍良い?】

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スワップポイントで稼ぐという方法

スワップポイントとはスワップ金利とも言われるものです。

 

政策金利の低い国の通貨を売って高金利の通貨を買って保有している場合にニューヨーク市場に引けを超えて保有し続けていますと、1日分の金利差をもらえるという仕組みです。

 

 

定期預金よりはるかにいい!スワップ預金

例えば100万円を1年間定期預金として預け入れます
適用金利は0.150%です(SBIネット銀行2016/6月現在)

 

 1年後の受け取りは1500円になります(税金を加味しない)

 

今度は100万円で豪ドルを1万通貨購入します

 

 スワップが40円とすると1年で14600円の金利収入となります
金利としては1.46%ですね!SBI定期の10倍になります。

当然運用目論見が大幅に外れた場合(ロスカットされた場合)は元本が大きく欠損しますので余裕をもっての設定です

 

豪ドルが現在78.50のレートだとすると許容レートは

 

 1円の変動で1万円なので
 たとえ50円まで下がってしまったとしても

 

-28万5000円の含み損を抱えたままポジションは維持できます

 

今回のポジションは証拠金100万円に対して78万円分の建玉なのでレバレッジ0.78倍です
レバレッジを10倍まであげれば金利は一気に1年で14万6000円まで跳ね上がります

 

しかしその分破綻が近づくのでポジション量は慎重に考えましょう!

 

 

したがってスワップポイントで稼ぐことを考えるのであれば、通常のスプレッドの狭さなどとは別に取引の対象となる通貨ペアでのスワップポイントがしっかりつく業者で売買をしていくことがきわめて重要となるのです。

 

>>スワップ金利おすすめ業者

 

スワップポイントで稼げる仕組み

 

▲「外為オンライン」のスワップ金利

 

スワップポイントは金利差なわけですから、本来どのFX業者と取引しても似たようなものであるはずなのですが、実は業者によってかなり異なるものとなっています。

 

たとえば1万通貨を豪ドル円で取引した場合もっとも多くスワップポイントを稼げる業者は50円程度になりますが少ないところですと30円以下というほど異なることになるのです。

 

1万通貨で20円の違いといいますとたいして異ならないようにも見えますが、これが大きな通貨単位での取引となれば結構まとまった数字が毎日異なることになります。

 

スワップ金利自体は毎日変わる

スワップ金利の計算対象になる二国間の政策金利自体は毎日変動しませんが、スワップポイントに換算するために「円に変換した際」に為替レートが変動すれば円換算したスワップポイントも変動する仕組みです。

 

基本的には
円高→スワップ減
円安→スワップ増

 

※実際スワップを算定する金利は政策金利ではないので毎日変動する可能性があります

 

スワップ金利運用の近年の流れ

国内では一時期豪ドル円やニュージーランド円などの高金利の資源国通貨ペアの取引でこうしたスワップポイントが多く稼げることとなっていたため、人気を呼びましたが、

 

その後資源国通貨は徐々に利下げに踏み切ったことや通貨自体が下落基調の状況に陥ったため、スワップポイントを得ても買いで保有することによる通貨自体の下落リスクのほうが大きくなってしまったことから、スワップ金利で稼ぐことが非常に難しくなる時期が長く続くこととなりました。

 

また同様に金利の高い新興国通貨も米国のQE3終焉を受けて、大幅に価格が下落したことなどから安易にスワップポイントをとるためだけに売買をすることができない状態がつづきました。

 

 

 

しかし、最近またこうした取引が注目されはじめています。
きっかけとなったのはNZドルの大幅上昇であり、これまで中国の経済状況の影響を受けてきた同国の通貨が大幅上昇するようになってきたことがあげられます。

 

また過去数回にわたる利上げも大きな支えとなってきており、NZドルを中心としてスワップポイントで稼ぐという視点での取引が活発かしました。

 

 

また豪ドルは当面金利の上昇こそ見込めないものの、安定して他国よりも高い金利を維持しているとこから、ユーロの動きが不安定な中にあって、消去法的に選択されるようになってきたおり、スワップ狙いの通貨ペアとして最注目されるようになっているのです。