FX初心者 通貨ペア

【確実に勝てるようになりたい!】初心者におすすめな通貨ペア

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初心者でも簡単な通貨ペアってあるの?

FX初心者向けの本やブログ等を見てみると、「初心者にはドル円がおすすめ」「ユーロドルは値幅が取れる」といった“根拠の薄い”情報を散見します。

 

おそらくスプレッドが狭いからという理由でドル円やユーロドルをおすすめ通貨ペアにあげているのだと思いますが、値動きの特徴に関しては一切触れずにおすすめとする姿勢には憤りを感じます。

 

初心者におすすめする通貨ペアはドル円ユーロドルで間違いないのですが、
その理由としては「持ち高」と「テクニカルが効く」ということです。

 

理由@ 持ち高

持ち高とは世界中のトレーダーが所持している
買いポジションと売りポジションの総量のことをいいます。

 

現在レートというのは買いポジションと売りポジションが綱引きしていると想像してください。

 

市場参加者の「持ち高」が多い(人気がある)ということは、ちょっとした仕掛けがあっても総量に対しての比率が小さいため、大きな影響がなくレートがそんなに動くことがありません。

 

初心者トレーダーは乱高下する相場で上手に利益を出すのは難しいという理由として、
持ち高が多いドル円とユーロドルがおすすめということになります。

 

理由A テクニカルが効く

持ち高と通ずる理由になるのですが、ポジション量が多い通貨ペアというのは、市場の合意を得た適正レートに落ち着く傾向にあります。

 

テクニカルツールは買われすぎと売られすぎを指し示すものですが、
市場参加者の多くが同じレートを示すチャートを見ているわけですから買われすぎ・売られすぎは同じ感覚で捉えて同じような売買タイミングになる傾向にあります。

 

 

トレンド系のテクニカルツールで多くのトレーダーが使用しているMA(ムービングアベレージ)はパラメーターによっても違いますが、トレンドが出始めると押し目買い・戻り売りの基準となり、MAラインタッチで跳ね返る傾向があります。

 

 

オシレーター系のテクニカルツールで多くのトレーダーが使用しているRSIパラメーターによっても違いますが、買われすぎ・売られすぎを示すラインで反転する傾向があります。

 

 

さらにFXは、ドル/円や、ユーロ/ドルといった通貨対通貨の強弱をレートに表されているもので、通貨ごとの強弱を見極められればより精度の高い相場判断ができます。

 

『初心者の段階で通貨の強弱を判断するなんてまだ難しい』と思われる方がおられるかもしれませんが、初心者の段階で覚えるべきことだと私は思います。

 

通貨の強弱に興味があるという方は是非参考にしてみてください。

 

対象通貨の強弱を判断するには

FXは、値動きが相関(または逆相関)になっているかを見て、そのときにどの通貨が強いのかを判断することができます。

 

例:ドルが強いと判断できる状況

ドルの強弱状況を判断する場合は、ドルストレートの通貨ペアをできるだけ多くチェックしましょう。
(※ドルストレートとは・・・ドル円、ユーロドル、オージードル、ポンドドルといった米ドルが絡む通貨ペアのことです)

 

ドルが強い(買われている)場合、ドル円レートは上昇しますが、ドル円単体ですと円が売られている状態でもドル円は上昇します。
ドルが買われている場合と円が売られている場合、2つのどちらの状態でもドル円は上昇するのです。

 

どちらの要因で上昇しているのか判断ミスを防ぐために複数のドルストレートを見ます。

  • ドル円が上昇
  • ユーロドルが下落
  • オージードルが下落
  • ポンドドルが下落

 

上記の状態だとドルが買われていると判断できます。
ドルストレートの中でも取引量の多い上記の主要通貨ペア4つ(簡単にいうと多くのお金が流通している通貨ペア)はチェックするようにしましょう。

 

通貨の強弱がわかるようになるメリット

通貨の強弱がわかるようになると、値動きの鈍い通貨ペアがわかるようになります。
例えば、ドル買い円買いの状況だとドル円は値動きが鈍くなります。

 

強弱を判断できるようになると利益をあげやすい通貨ペアがわかるようになりますから、値動きが予想しやすくなる(勝ちやすくなる)ということです。

 

 

まとめ

FX初心者はメジャー通貨の特性を学ぶのが先決で、
そのなかでも持ち高の多いドル円とユーロドルがおすすめです。

 

 

FX業者の口座を持ってさえいれば、その業者が扱っている通貨ペアを全てトレードすることができます。
しかし、多くの通貨ペアを扱えるというのはメリットかもしれませんが、FX初心者のうちから特性を知らずにあっちこっちの通貨ペアに手を出すのはリスクが高く、無謀といえるでしょう。

 

もちろんこれは経験則でのアドバイスですから、参考程度にしてご自身で本やwebサイトでじっくり調べて納得したうえで自己責任でトレードしましょう。