FXの税金 利益を申告しないのは結果的に損です
FXであげた利益にはもちろん税金がかかります。
そんなことは知っているという方がほとんどだと思いますが、税金が高いからという理由で無申告状態でFXをやっている人が一定数おり、その人数は減らないそうです。
経費をかけることもできないので税率が高いという理由もあると思いますが、FXの税金はなんとか逃れたいと思っている方が少なくないようです。
税金逃れをしようとしてもどうせバレます
自分で申告しない限りバレようがないと軽い気持ちの方が多いようです。
たしかに、申告しなかったとしても何年間かはなんの連絡も来ませんからこのような考えになるのかもしれません。
ですが、それは泳がされているだけであって数年後に追徴課税をプラスした額を納めるように連絡がきます。
バレる理由
日本の法律では、証券会社を運営するためには金融庁への登録が必要で、毎年顧客の口座状況を報告しています。
要するに筒抜けですから、税務署側は当然把握しています。
申告自体していない無申告の場合、悪質とみなされた場合は重加算税が加算されます。
重加算税は本来の納税額に対し最大1.4倍もの金額になります。
平成23年から罰則が厳しくなりました
平成23年から、「故意の申告書不提出による脱犯」に対する罰則が強化されました。
納税する必要があると知っていながら故意に納税しないとみなされた場合、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金が課せられます。
すぐに連絡が来ないので一時的に納税を免れたかのように勘違いしますが、数年後に必ず連絡が来ます。そして、加算税が足された額で納める必要がありますから申告しないほうが損することになりますし、そもそも免れることは不可能です。