初心者が勝つために守らなくてはならないポイント
FXには様々な取引方法があり、それぞれの投資家が自分独自の方法をもって取引きしていますので勝つための方法は実に多くのものが存在すると言えますが、その中でも1つだけはっきりしている勝ち残り方法が存在します。
それは、とにかく何があっても証拠金を減らさないということです。
殆どのFX初心者とFXをやっても勝てないプレーヤーはここに大きな問題を抱えていることが多く、多くの初心者は最初だけはビギナーズラックで儲かってもその後が続かず、投資からほぼ半年以内に9割の個人投資家が証拠金の殆どを失って市場から退場することを余儀なくされてしまうのです。
FXの場合は価格が上がるか下がるかですから、比較的簡単に利益を上げることができるとの錯覚に陥りがちですが、逆に負けが込めば含み損をかかえる可能性も非常に高い投資となります。
10戦10勝というわけには絶対行かないのがこの投資ですから、間違った方向に売買したと思ったときにはとにかく躊躇することなく損切りをして証拠金を無闇に減らさない努力をする必要があるのです。
自分が投入した証拠金で一体どれだけの投資をするのが適切なのかについても常に自己判断しておくことが必要になります。一回のディールで失うことで許容できる金額は証拠金の5%程度が上限であり10%が最大の金額であるといえます。
<証拠金5万円の例>
10%→5000円
5%→2500円
10%の5000円を最大損失として
10,000通貨トレード(レバレッジ20倍)なら許容幅は 50pips
1,000通貨トレード(レバレッジ 2倍)なら許容幅は500pips
建てるポジション量によって許容範囲が大きくちがいます!上記の例で1000通貨なら500pips=5円の値動きに耐えられるのです。
ただし少なくともこうした金額に含み損が膨れ上がった時には、確実に一旦損切りをしてポジションを整理する必要がありますが、殆どの損をしがちな個人投資家はここで損切りをすることができず、相場がもどってくることに期待して塩漬けにしたりするため結果として損失を拡大させてしまうことになるのです。
こうした証拠金の消失は、ここ一番で本来投資しなくてはいけない場面に活かすことができず、結果として利益に結びつかないまま終わっていくことにつながるのです。
大事なのはルールを守ること
まずこうした間違った習慣をしっかりとやめるとともに、自主ルールにのっとって証拠金を守っていくといった投資姿勢を確立していくことが必要となるのです。
多くのFXで成功を収めた人達は口を揃えて、証拠金を減らさないことがFXにおける最大の投資戦略であると言われます。
そのぐらい証拠金を維持していくことは利益を上げることよりも難しいものなのです。これを肝に銘じて取引できるかどうかが相場で生き残れるかどうかの大きな分かれ目となってくることを十分に認識しておくことが重要です。
自ら設定したルールをストイックに守っていける人こそがFXで成功できる人といえるのです。