FX リスク

FXの怖い部分【大損のリスク・家族の反対】

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全ては「資金管理」をしっかりすれば怖くない!

早速今日からFXをやってみよう!
と思い立ってふと何気ない会話で「FXをはじめること」を言ったとたんに猛反対に・・・・

 

あなたの周りの方はFXについてどれだけ知っているのでしょうか?

 

確かに表立ってニュースに出ることといえば

FX取引で借金○○万円!
主婦が何十億儲けて六本木ヒルズにお住まい

 

なんてあまりいい印象のニュースはありません。
よく考えると当然ですが、「銀行員の○○さんがFXでコツコツ毎月3万円ずつ利殖!」なんて内容はニュースにはなりません。

 

そして人間は知らないものには恐怖を覚えるため、結果こういったニュースを鵜呑みにして、親しいor身内のあなたにはFXを始めないよう勧めるのです。

 

 

FXのどの部分がリスク?

FXは誰でも気軽に為替市場に参加でき、レバレッジを利用して大きく利益を出すことができるメリットがありますが、

 

反面、かけるレバレッジが大きければ当然その分のリスクを背負うことになります。

 

レバレッジ規制が金融庁から発表される以前は、国内業者での取引きで100倍から600倍ものレバレッジをかけてトレードをすることができました。

 

【レバレッジ600倍】
10万円で6000万円分の外貨が買える

 

1ドル100円として60万ドルを保有すると1円の上下変動で±60万円の利益or損失が出る(元本はたった10万円なのに)

 

上記は非常に極端な例(ありえない買い方)ですが、証拠金倍率の高い業者が人気になったことから業者間での倍率競争の様相を呈し、リスク管理を重要視するはずの「投資」が目的ではなく投機的な目的でFXに参加する人が増えてしまったのです。つまり再起を賭けた一発トレードを行って沈んでいく方が多数いたわけですね。。

 

レバレッジとは購入時に指定するものでもなく「証拠金」と「建玉」の量で常に変動するものです。

 

レバレッジ600倍取扱業者!といっても満額建てなればいけないわけでなく、最大で「600倍まで可能」なだけであってそこまで購入しなければいい話です。

 

 

わかりやすく説明すると

 

ケース@:ダメな例
【入金額10万円】

 

「今日すぐにデイトレで20万円まで増やしたい」

「100pips抜いて10万だ!」

「と、いうことは10万通貨買おう!」

 

これで10万円の証拠金に対して10万通貨保有しているので1ドル100円として1000万円分購入したわけなのでレバレッジ100倍です。

 

上の例では1日で10万円獲得するという+100%の利益を生む可能性がありますが、同時に-100%(10万→0円)になる可能性も孕んでいます。
半面同じ入金額であっても

 

ケースA:安全な例
【入金額10万円】

 

「コツコツ3カ月後には20万円まで増やしたいな。。」

「3カ月で1000pips抜いて10万だ!」

「と、いうことは1万通貨買おう!」

 

これで10万円の証拠金に対して1万通貨保有しているので1ドル100円として100万円分購入したわけなのでレバレッジ10倍です。

 

3カ月で1000pipsを目標にしているので、単純1日当たり10pipsの積み上げが目標になります。当然損する日もあるのでざっくり

 

利確 20pips
損切 10pips

 

とすると、利益の取れた日は+2000円
損切になってしまっても-1000円です。

 

1トレードの最大損失は5%〜10%が目安言われていますが、
負けトレード-1000円は証拠金10万円の1%です。

 

どうでしょう?だいぶ先ほどの取引よりも安全に感じられたかと思います。

 

 

つまりFXで「一発逆転」などと考えず、
自分のかけられる元手に対して安心できる程度の建玉を持つというふうに資金管理をしっかりしていれば怖いことなんか無いのです。

 

 

結局のところ「FXで借金」のケースの大半は

とにかく手っ取り早く稼ぎたいために、徐々に建玉が増えていき先ほどの「ケース@の例」のようなハイレバレッジに近づいてしまったところで
「○○年に一度の大恐慌」「○○ショック」というアクシデントに見舞われて資金を失って退場していくのです。

 


FX取引で借金が発生するのは決して珍しい話ではなく、東日本大震災やギリシャショックで市場が急変したときにも、多額の「ロスカット未収金(トレーダーのFX会社に対する負債)」が発生している。

 

「ZAiFX!」より引用

 

このような急変局面の為替相場の変動で多くの利益を得た人もいたようですが、預けたお金があっというまにゼロになってしまう人も多数いたのです。

 

投資は余裕資金でやるのが鉄則ですが、借金で証拠金を工面してまでトレードするという人までいました。

 

 

ハイレバレッジでのFXが原因で自己破産に追い込まれる人の数が増加してしまい、
問題視した証券取引等監視委員会が2009年、金融庁に制度改正を要請しました。

 

その要請を受けて金融庁は「倍率の上限を20倍〜30倍前後に調整する」という発表をしました。個人投資家や有識者からも反対意見が多数あった他、FX業者からも反対意見が発表されるほどでした。

 

FX業者はレバレッジ規制されると参加者がいっきに減ってしまうわけですから死活問題ということだったのでしょう。

 

反対意見は全体で9割を占めるほどだったそうです。

 

その後9割の反対意見を押しのけ、段階的なレバレッジ規制が決定し、第一段階として2010年8月からレバレッジ上限が50倍になり、最終的に2011年8月から25倍になりました。その後、当時120以上あった国内FX業者は次々と廃業に追い込まれました。

 

20年近く取引をやっていると「○○年に一度」というフレーズは割とよくあるように聞こえます。

 

相場にアクシデントは必ずつきものです。ですからしっかりと資金管理して取引をしましょう!

 

レバレッジ規制のメリット

為替市場参加者が減るというのはたしかに大きなデメリットですが、「投資」としてFXをするのであればメリットもあるでしょう。

 

投資というのは余裕資金でリスクリワードを限定するのが通常ですから、限度を超えるリスクを背負い込んで資金を失うことがありません。株式はレバレッジ10倍なのを考えると、25倍でも充分ハイレバレッジだといえるのではないでしょうか。

 

ケースA:安全な例
【入金額10万円】

 

「コツコツ3カ月後には20万円まで増やしたいな。。」

「3カ月で1000pips抜いて10万だ!」

「と、いうことは1万通貨買おう!」

 

これで10万円の証拠金に対して1万通貨保有しているので1ドル100円として100万円分購入したわけなのでレバレッジ10倍です。

▲先の例で10倍です。これでも1日で50pipsも変動したら±5000円になりますので、初心者の方からすればこれでも「怖い」と感じるかと思います。レバレッジ25倍は「結構大きい」です。

 

現在は維持率が100%を切るとポジションが強制決済(ロスカット・ルール)されるFX業者がほとんどで、急激な相場の急変によって証拠金より多くの損が発生して追証が発生し、大事な証拠金を失うリスクも激減しました。

 

 

本来のFXは投資のはずですから、資産に対して安全な取引きができるようになったというわけですね。

 

25倍でレバレッジが足りないと思っている方はFXを投資ではなく投機として捉えているといえるのではないでしょうか。

 

上級者・専業デイトレーダーの方でも勝率が悪化した際にはロットを落としてミニマム取引をして調子をみます。

 

初心者の方含めて1000通貨で取引可能な業者を使用してみるのはいかがでしょうか?

 

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