FXは勝ち方ではなく【負け方】が重要
FXを始めた人の9割以上は1年以内に相場を去っているというデータがあります。
中には「FXでは勝てない」と見限って自分から辞めている方も含まれていますが、そのほとんどは入金したお金を失ってしまった方がほとんどです。
9割もの人が相場から去る理由はなんでしょうか。
中には有名大卒の人もいるでしょうし、経済学に精通している人も含まれているはずです。 それなのに勝っている人が1割にも満たないというのはちょっと腑に落ちませんよね?
学歴よりも経験が重要です
FXで勝っている人物像といったらどんな人を想像するでしょうか。
私がFX初心者のころは、「きっと頭がいい人のほうが勝てるだろうから学歴は重要だろう」と思っていました。
しかし、何年かFXを経験した時点で気付いたことは「学歴なんかよりも経験と検証が重要」ということ。
FXで勝てるようになるために経済学や政治を学ぶことは最重要ではありません。
勝っている人の多くは通貨の強弱を重要視しています
FXは実に多くの通貨ペアを対象にトレードすることができます。
勝っているトレーダーというのは、この中からただ闇雲に通貨ペアを選んでいるのではありません。
そのときどきで、強い通貨と弱い通貨を見極めて通貨ペアを選んでいます。
例えば、米国が利上げをする予定が発表されたときには米ドルの買い(強い)がメインと見定めて、売られる(弱い)通貨を経済情勢をみて判断します。
日本円が売られる状態だったとすれば、米ドル/円の買いが最も期待値の高い通貨ペアということがわかります。
初心者のころはボラティリティ(変動値幅)が大きい方が派手に見えてトレードしたくなっていましたが、通貨の強弱を意識してチャートを見るようになってからは劇的に相場の流れをみることができるようになりました。
負けているときは「ネットや本を探せばどこかに勝ち方がある」と思い込んでいましたから血眼になって毎日探していましたが、勝ち方は経験でしか身につかないということがわかりました。