iサイクルを検証してわかったこと
外為オンラインのiサイクルを検証してみると、通貨ペアごと値動きと値幅の“クセ”を見抜くことが重要だとわかりました。
下記画像はiサイクルの累積収益のランキングです。
1位の米ドル/円は値幅が少ない日が多かったのに2位のユーロ/米ドルよりも利益が多かったのは、10pipsの値幅なのがミソで、トレンドが出始めるとなかなか反転しないという米ドル/円のクセが結果に出ていると感じました。
他の通貨ペアの場合ですと、トレンドと反転が小刻みに発生するのでこう上手くはいかないのです。
iサイクルで買いを設定すると、設定した値幅で決済して押し目買いを繰り返しますが、トレンドが発生するとなかなか反転しない米ドル/円のクセはiサイクルにピッタリなんですね。
トレンドの値幅は重要ではありません
下記画像は米ドル/円の累積収益です。
検証を踏まえてこのデータを見て感じたのは、「値幅と収益は比例しない」ということです。
米ドル/円の日足変動率です↓(クリックすると大きい画像で表示します)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
米ドル/円1日ごとの高値と安値の全データです。
このデータとiサイクルのグラフを照らし合わせてみると、レートの変動幅が大きければ利益が大きいわけではないということがよくわかります。
繰り返しになりますが、iサイクルで利益をあげるためのコツは、値幅(変動率)ではなくトレンドの継続度で通貨ペアを選ぶことが重要ですね。